ーー今日はお一人で優雅気ままに山の生活を満喫していらっしゃる、『Mさん宅』にお宅拝見のエピソードです!

(今日は実は副委員長と、別荘地内道路の点検作業をしていると、近くを車で通ったMさんが、『寄ってお茶してきな』という気さくなおばちゃんの心遣いで、思わずついでにインタビューまでお願いしてしまいました。)
ーーこんにちは、お邪魔します!お茶まで用意していただいて恐縮です。かわいいお家ですね。
 (こじんまりした内装には、薪ストーブを中心としてウッディで、使いやすいキッチンにかわいくデコラティブされた自作のテーブルやら壁、私個人的にグッとくる雰囲気でした)
『またぁ、あんまりじっくり見ないで、はずかしいから』
ーーいやあ、きれいにしてるじゃないですか!
  薪ストーブあって素敵ですよ。ご自分で薪割りするんですか?
『そうよ、譲ってもらった薪を車で運んで、家まで運びあげるの。大変でしょ!』
ーー自分で割って大変ですね!
『息子達や、知り合いが来ると手伝ってもらうの』
ーーほう、お友達もよくいらっしゃる? 
『近くの別荘仲間がよく呑みに来るの』
ーーいやあ、みんな集えてうらやましい!寄りやすいんですね、ここは。
『孫達も遊びにくるでしょ、だから増築したりして、少し物置増やしたりしたの。』
『お休みになると、息子の家族が遊びに来るのよ!それが楽しみで、お風呂に薬草入れて薬草風呂にしたりしてね。入れてあげるの』
ーーお孫さん達は張り合いですね。
『それに夏は花火があるでしょ。ここに住んでいると夏の花火大会(8月10日 白樺湖畔花火大会)がここから見えるのよ!でも前はもっと木が小さかったから、もっと良く見えたのよ!』
ーーそうですね。ここの別荘地は木が大きくなりすぎてますね。今後の課題です。
ーー普段はどうやってお過ごしですか?
『裏庭があるんだけど、花を植えたり、草刈りしたり・・・』
ーーきれいにされてますね。
『そうなのよ、庭の手入れするのも楽しみの一つなの。この間もキツネの親子が来て、子供たちが転げて遊んでたの』
ーー山の中の別荘ですから動物ウォッチングは事欠かないですね。
ーー冬の生活はどうですか?
『屋根から雪がベランダに落ちてきて大変なのよ~。でも20年前ぐらいはもっと雪が多かったのよ。今よりもっと寒かったし』
『それにね、ここはトイレが簡易水洗なんだけど、止め方がわからず一回目は破裂させちゃったの!』
ーーそれは大変でしたね
『まあ冬はそれなりに大変だけど、わたしはスキーいっぱいやるから楽しいわよ』
『後はやっぱりこの歳になると雪かきがたいへんでしょ!本当は財産区さんも管理費を取ってでもいいから、駐車場なんかも除雪してもらったり、道路もきれいに改修してくださるといいんだけど・・』
ーー貴重なご意見ありがとうございます!その辺は改善材料として受け止めております。
  まあ管理費を徴収していないのが、安くてメリットといえばそうなのですが、逆にメンテナンスにかけられる費用が地代から支払いますので、限られているのがマイナスですね~
  今まで管理費を頂いていないのに、これから徴収するのには、いきなりだと私らもお客様も抵抗があるのではと考えちゃいますね~

といった訳でこうした観光委員の現場仕事をしていると、多々別荘住民の方々とのコミュニケーションがあったりして、やりがいを感じてしまいます。
この白樺湖別荘地を好きで愛して下さる住民さん、あるいは季節住民さんがまだまだいらっしゃると、大手の不動産屋さんのように行き届いた対応はできないかもしれませんが、アットホームな対応は負けないよう努力しなければ・・・
と思うのでした。